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いかにして予防プログラムを根付かせるか?

Biotodayに「地域を巻き込んだ戦略でデング熱媒介蚊のレベルがより低下する」 というニュースが載っていました*1。具体的には、キューバでデング熱予防プログラムを実施しているのですが、地域を巻き込んだ形の方がデング熱を媒介するネッタイシマカのレベルがより低下するということでした。



このニュースを紹介したのは、このニュースが画期的だからというわけではなく、熱帯病については予防プログラム自体をどんな内容にするか?ということが、熱帯病に対する治療法が存在するのか?と劣らぬほど、重要だと感じているからです。



過去に見た文献でも、予防プログラムは家族や地域のコミュニティをうまく巻き込んだ場合にのみ成功したとありました。薬や道具だけ配って、後は各自言われたようにやっておくように、ではなかなか奏功しないということだと思います。国や地域によって、疾患に対して持っている常識が違います。本当に防げると思っていなければ、予防法を根気良く試すことにはつながらないのだと思います。



予防というのは、治療と違います。治療というのは、一度失ったかけがいのない健康を取り戻す行為です。対して、予防というのは、その健康を一度も失わないよう努めることです。しかし、予防方法を試しているときは、その予防方法を試しているから病気にならないのか、あるいはそもそも病気にならず、この予防方法を試すことは悪いことではないにせよ、特に意味がないことなのか、ということがわかりません。予防方法の手間やコストにもよりますが、面倒になってやめてしまうことも多いように思います。



最終的には、どう対象者となる人たちに予防方法を認知してもらうか、ということが重要だというのは、治療法を考えるときにはあまりない視点なので、興味深く思いました。



本題から逸れますが、、、



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