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原発性肺高血圧症の場合

  • 2009-08-04 (火) 6:57
  • 薬価

こちらのMRICというブログでは原発性肺高血圧症の治療費の問題が具体的に取り上げられています。

http://medg.jp/mt/2009/07/-vol-173.html



こちらでは原発性肺高血圧症の治療薬フローランの薬価が非常に高額である(年間で500万円以上)ために、次のような問題が生じていたということです。


フローランを処方する病院では、薬剤が高額なた

めに保険の支払い機関から減額査定をされるという事態が発生しました。減額査

定されると、保険償還されなかった金額を処方箋を出した病院で負担しなければ

ならないために、病院経営側からは肺高血圧症専門医に、「ある一定のフローラ

ン以上の薬剤を処方しないように」との指示が出されたために、「本来の患者の

命を救うために必要な」という目的がわすれられた、フローランの処方が行われ

るのが、医師の間に浸透してしまいました。



フローランの増量を希望する際の、医師との生々しいやり取りも紹介されています。

 では実際に医師は適量のフローランを処方しないことに関して、患者にどのよ

うな説明をしているのでしょうか?

(実例1 診察室での会話より)

 患者:「先生フローランの増量をお願いしたいのですが・・・」 

 医師:「申し訳ない!フローランを増量すれば良くなることは分かっているの

だけれど、僕首が飛んでしまうのだよ!」

(実例2 診察室での会話)

患者:「先生フローランの増量をお願いしたいのですが・・・」 

医師:「増量しても効果がないと思うよ!」



ここでも値段と健康とが天秤に乗せられている様子が明らかとなっています。製薬企業の研究開発投資を回収させるという目的で高い薬価をつけることになるのですが、治療法を浸透させるという意味ではそれだけではまだ足りないように思います。



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