- 2009-08-26 (水) 6:37
- 薬価
Lohas Medicalに薬価維持特例の試行的実施に向けての薬価専門部会での話し合いの議事録がアップされています。
http://lohasmedical.jp/news/2009/08/24183133.php
非常にボリュームがありますが、私が気になったのはp3のヤンセンファーマの関口会長が説明している「日本の市場の魅力が非常に落ちてきている」という項目です。
http://lohasmedical.jp/news/2009/08/24183133.php?page=3
これは日本を一つの市場としてみたときに、薬価を含め、投資対象として割に合わないと本国が判断しているということを意味します。希少疾患の治療薬に関しても、欧米で認可された医薬品で日本で使用できないものは多くあります。しかし、それは日本の医薬品産業全体が持つ状況を単に色濃く反映させただけに過ぎないように思います。
以前にも異なるところで、日本の臨床試験のコストの大きさや市販後調査の負担の大きさについての不満を耳にしたことがあります。いずれも患者さんたちのメリットにつながると当初は考えて導入したのかもしれまれません。しかし、結果として新薬メーカーにとっての日本という市場の魅力が減ってしまえば、それはその薬が存在すれば健康を取り戻せたかもしれない患者さんたちにとっての大きなデメリットになるでしょう。
緩やかに日本はこの分野で世界に遅れを取り始めているように思います。
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