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Open chemistryの取り組み

先日に引き続き、製薬業界における創薬関連情報の公開の動きについて紹介します。

European Bioinformatics Instituteの取り組みについて以下の記事で紹介されています。

http://lucypatterson.co.uk/emblcetera-53-oct09-p8-pharma-2-0-open-chemistry-at-the-ebi/

Novartisは2型糖尿病のゲノム解析結果を公開し、GSKはがん研究に役立つと考えられるがん細胞のセルラインを公的ながん研究機関に供与したと書かれています。

医薬品企業はこれまで研究開発に関する情報を基本的に秘密にしてきました。それはそういった情報を内にためておき、競争力を確保しようと考えていたからです。しかし、自社が抱える研究開発に携わる研究者の頭脳だけを頼りにしては、新しい薬を作ることが難しいという現実に直面しています。そういった状況下では、情報を公開し、新たな医薬品のタネをあちこちに播いたほうが自分たちにとって最終的に返ってくるものが大きいと判断されるのでしょう。

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Comments:2

kaz@cambridge 09-11-07 (土) 4:34

ご紹介どうもです。EBIはこれまでその名の通り「生物情報」のデータサプライヤーでしたが、chEMBLの登場によってケミカルデータの提供も始まり、今後、製薬企業との共同研究も本格的に始まっていくようです。

orphantoday 09-11-08 (日) 11:31

製薬企業は従来、情報を非公開にして、ひたすら内に内に情報をためてきているという印象でしたが、もはやそうも言っていられないという状況になってきました。
内部の知恵だけで、どうにかできる時代は終わったと思っています。今後はどれだけ上手に外部の知恵を活用していけるかがカギになると思います。

EBIの今後の展開が楽しみですね!

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