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40万円ゲノム

サイエンスに40万円でヒトの全ゲノム配列を読むことができるようになったという報告がされていました。

http://sciencenow.sciencemag.org/cgi/content/full/2009/1105/3

次第に、日常的な数字に近づいてきているという印象です。価格が下がってくればくるほど、こうしたデータをどう使うべきか?という議論が活発になると思いますし、そうした議論を避けては通れなくなると思います。

とくに最近になって、ゲノムの情報と疾患との関連性は様々な論文が出されています。一方で、ゲノム情報から今報告されている様々な情報と関連させるということは複雑であり、一般の人には相当困難な作業になると言えると思います。

はっきりとした原因遺伝子が存在する場合は別ですが、その場合はゲノム配列を読むというよりも特定の遺伝子の配列を読んだほうが低コストでしょうし、スピードもやはり速いでしょう。ある疾患を発症するリスクが少し高いような場合では、その後の人生をどうコントロールしていくのかとうのは複雑な問題です。仮に遺伝的なリスクが低いからといって、重篤な疾患を発症しないわけではないし、結局のところ知ったからといってどうすればよいのか?という問題については堂々巡りな気もしています。だからこそ、この議論は難しいのだと思います。

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