- 2010-06-14 (月) 6:41
- 企業
WSJによると、JJ、GSK、AZ、SAなどの大手製薬企業が失敗したアルツハイマー治療薬の臨床試験の結果を共有、公開しようという動きがあるようです。
http://bit.ly/bOfSEI
アルツハイマーに限らず、パーキンソン病、結核についても同様の動きが報じられています。
私がこのニュースを読んで最初に思ったのは製薬企業が直面している新薬が出ないという現実です。
現時点で疾患の病態メカニズムがはっきりしとしていない場合、その疾患に対する治療薬を開発することは困難です。アルツハイマーのように非常に大きな市場が期待される場合には、それでもリスクを犯すという選択をすることもあります。今回、失敗した臨床試験の結果を共有することで、この分野におけるサイエンスが進む可能性があると思いますが、一方で臨床試験の結果というのは企業が最もお金をかけた各企業の最大の企業秘密だと思います。そうした非常に貴重な情報を共有するというのは、何もでないよりも、皆で共有し、せめて新たな発見につなげて、その結果として新たな仮説の発見とそれに基づく治療薬の開発につなげたいという必死な思いを感じました。勘ぐりすぎでしょうか。
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