- 2010-06-24 (木) 7:30
- バイオテクノロジー
先日開催されたASCOでIpilimumabというCTLA4に対する抗体によって、
メラノーマ患者さんの生存期間が延長するというデータが発表されました。
http://www.cancerit.jp/xoops/modules/nci_bulletin/index.php?page=article&storyid=404
CTLA4はT cellの免疫反応を抑制すると考えられているため、
これを中和することで間接的にT cellを活性化し、それが薬効として現れていると考えられています。
では、どれくらい延長するのか?
約4ヶ月と記事にはあります。これは十分な延長期間だと思える人は少ないでしょう。
ただ、進行したメラノーマ(転移したもの)については治療の選択肢はほとんどなく、
延命効果を示した治療法が登場したのは実に30年ぶりと聞きました。
一歩一歩ですが、着実な進歩だと思います。
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