- 2010-06-26 (土) 7:14
- 行政
毎年、文部科学省がまとめている科学技術白書の今年度版が公開になりました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa201001/detail/1294970.htm
今回の科学技術白書では日本発の論文数の推移を考察しているのですが、
BTJによるとこれは初の試みのようです。
http://biotech.nikkeibp.co.jp/btjjn/pdf/btjjn1006.pdf
BTJで指摘されていることですが、日本発の論文数は微増していますが、
世界の論文数の増加の方が遥かに大きく、結果として日本発の論文数が
全体に占める割合が低下しています (p42)。
この数年で中国など、科学技術振興に成果も出しているプレイヤーが
出てきていることを思えば、当然の結果のようにも思います。
むしろ、私が気になったのは日本の企業発の論文数が減っているという点です。
企業にとってのインセンティブは論文にはありませんが、その一方で技術を売りにする企業の場合は
論文を通じてその存在感を示すことがあります。
大学での研究と同じ軸で評価すべきことではないのかもしれませんが、
真に技術的な意味で日本の企業が徐々に最先端に追いつけて行けなくなっているという
全体像が見えてきてしまっているようで、不安に思いました。
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