- 2010-07-29 (木) 7:52
- バイオテクノロジー
今月初旬にGenentechが開発を進めているT-DM1の承認申請がされました。
http://blog.nikkeibp.co.jp/bio/miyata/2010/07/205826.html
T-DM1はHerceptinというHer2に対する抗体医薬に細胞傷害活性のトキシンを付けることで、
薬効増強を狙った抗体ドラッグコンジュゲート (ADC) と呼ばれる種類の薬剤です。
単純にHerceptinの効果に加えて、トキシンの細胞傷害活性が加わることで薬効の増強が期待できます。
過去に認可されていたADCは先日紹介したPfizerのMylotargです。
http://www.orphantoday.com/2010/06/23/653
こちらは問題があり、残念なことに市場から回収されてしまいました。
T-DM1はより成熟したADCと言えます。
現在、ADCは各社のパイプラインに入っており、T-DM1はこの種類の薬剤の
今後を占う上での試金石となると予想されます。
今あるメジャーな抗体医薬の改良品として続々と市場投入が進められることでしょう。
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