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Genzyme買収を巡る攻防

Sanofi-AventisによるGenzymeの買収提案はそう簡単に終わりません。
Genzymeは一度提案額が安すぎると言って、Sanofi側の提案を拒絶しています。

Read more @BioSpace

Sanofiはそれに対して、更に18.5億ドルの買収提案をし返しています。

Read more @nikkeibp

それに対して、Genzymeは「安すぎる」として更に拒絶しています。

Read more @WSJ Health blog

仮に買収が起きたとして、どういう影響があるのかわかりませんが、注視したいところです。

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大手製薬企業の買収事情

先日から報道されているSanofi-AventisによるGenzymeの買収騒動に端を発して、

大手製薬企業の買収事情をまとめた特集が出ています。

http://www.boston.com/business/healthcare/articles/2010/08/11/biotechs_have_big_appeal_for_drug_makers/?page=1

大手はお金はあるけど、その規模を支えるだけのパイプラインがもうありません。

そのため、豊富なパイプラインを持つ中堅会社も買収の対象となっているようです。

とは言え、この数年、このトレンドは維持されていますし、終わることはないだろうというだけのことのようにも思いました。

ただ、いくつもの会社が淘汰されていった先に個性的な会社が残らなくなってしまうのは

技術革新が起こりにくくなってしまわないかと懸念しています。

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Genzymeの工場の現状

生産工場の問題に直面してきたGenzymeの現状が紹介されています。

http://www.reuters.com/article/idCNN0910715320100809?rpc=44

まだ生産上の品質管理は完全に軌道には乗っていないようです。

新たな工場での生産が認められるまではまだ緊張感のある状況が続きそうです。

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ブロックバスターからニッチバスターへ

R.A.R.E Blogにビッグ・ファーマの戦略がブロックバスター依存型からニッチバスターと呼ばれる

希少疾患用治療薬依存型へとシフトしていることをまとめてありました。

http://www.crdnetwork.org/blog/big-pharma-moves-from-blockbusters-to-niche-busters/

オーファンドラッグの売上は徐々に全体の割合の中で無視できないものになっているようです。

Milne also found that only four orphan drugs were among the top 200 bestselling medications in the US a decade ago; by 2006–2008, the number had quadrupled to 16 orphan products, with annual sales ranging from $200 million to nearly $2 billion each.

十年前はトップセラー200製品のうち、オーファンドラッグが占めるのは4つでしかなかったのですが、

2006-2008年では16のオーファンドラッグがトップ200入りを果たし、

それぞれの売上は200億から2000億と、堂々たる数字です。

この数年でまた大きく状況が変わっていくのだろうなと感じさせられます。

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SA Genzymeの買収に187億ドル

先日紹介したSanofi AventisによるGenzymeの買収ですが、

BloombergによるとSAのCEOはGenzymeの買収に関して役員総会で18.7億ドルを使うことについて

支持されたと報じられています。

http://www.bloomberg.com/news/2010-07-28/sanofi-aventis-board-is-said-to-support-genzyme-bid-of-up-to-70-a-share.html

この話がどんなところに落ち着くかはわかりませんが、

希少疾患に特化し、また様々な先端テクノロジーに果敢に挑むという独特の社風を持つ

Genzymeの良き風土が失われてしまわないことを期待します。

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SAによるGenzymeの買収か?

Sanofi-Aventisが希少疾患薬を主力製品とするGenzymeの買収を検討していると報じられました。

http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703294904575385270133586064.html

現在、SAはGeneric製品が出てきたことで売上を圧迫されているようで、

Genzymeの希少疾患に対する生物学的製剤はその影響を比較的受けにくいと考えられるので、その点に注目しているようです。

また,コストパフォーマンスの面からも希少疾患薬を扱う会社は魅力的に映るともあります。

現在Genzymeは生産ラインに問題を抱えており、また規制当局への承認申請でもトラブルを抱えています。

そのため減収減益になり、株価も下落しているので、買収の対象として浮上してきたとい事情もありそうです。

大手製薬企業が希少疾患を開発する企業を買収することはもはや珍しくなくなってきました。

希少疾患薬に注力する企業の多くが、大手製薬企業参加に入った場合、

医薬品産業にはどのような生態系が生まれるか、気になります。

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CFとの付き合い方

ブログ「CFの絆」に紹介されていたCFと上手に付き合っている人たちの

姿を紹介するHeroes of Hopesを紹介します。

http://www.heroesofhope.com/heroesofhope/

このサイトはCF治療薬を販売しているGenentechが運営するサイトです。

商業的な側面もあるのかもしれませんが、薬の真の価値というのは、

それを使った人の人生を前向きな方に変えるという点にあると思います。

こうしたサイトで紹介される希望は製薬企業が提供できる価値として、

企業研究者は改めて見てみる価値があると思いました。

ブログ「CFの絆」

http://flat.kahoku.co.jp/u/cf_kizuna/D1scN8qnCH3Xb6f9aho4

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Novartis(ノバルティス)社の研究トップのインタビュー

Novartis(ノバルティス)社のNovartis Institutes for Biomedical Research (NIBR)の

トップのインタビューがLife Science Leaderに紹介されていました。

Nocartisは希少疾患、熱帯病などへの取り組みも積極的に行っているので、今回は触れられていませんでした。

ただ、新薬の研究開発という観点から興味深かったので取り上げています。

http://bit.ly/dBeneK

多くの製薬企業がその研究開発拠点をアジアに移す中、Novartisはアメリカと上海に研究開発拠点を置いています。

なぜ移動しないのか?

一言で表すと、

it has nothing to do with expenses or cost, just the science.

ということのようです。

つまり、研究開発は元々世界で通じるものを考えているし、

そのために必要なものはなんと行っても頭脳で、コスト削減を目的とした研究拠点の移動は長期的に見て、

得策ではないということです。

振興国での研究開発に加えて、次のような質問に答えています。
  • アメリカの研究開発力の低下について
  • どの領域がunmet medical needsが高いか
  • 低分子薬はタンパク質製剤によってとって代わられるのか?
  • 抗体の治療薬としての可能性はどう見ているのか?
  • personalized medicineについてどう思うか?
  • 新興国は今後大手製薬企業にどのような役割をはたすか?
  • NIBRは今後も期待通りの働きをし続けるか?

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製薬企業の臨床試験データの共有

WSJによると、JJ、GSK、AZ、SAなどの大手製薬企業が失敗したアルツハイマー治療薬の臨床試験の結果を共有、公開しようという動きがあるようです。

http://bit.ly/bOfSEI

アルツハイマーに限らず、パーキンソン病、結核についても同様の動きが報じられています。

私がこのニュースを読んで最初に思ったのは製薬企業が直面している新薬が出ないという現実です。

現時点で疾患の病態メカニズムがはっきりしとしていない場合、その疾患に対する治療薬を開発することは困難です。アルツハイマーのように非常に大きな市場が期待される場合には、それでもリスクを犯すという選択をすることもあります。今回、失敗した臨床試験の結果を共有することで、この分野におけるサイエンスが進む可能性があると思いますが、一方で臨床試験の結果というのは企業が最もお金をかけた各企業の最大の企業秘密だと思います。そうした非常に貴重な情報を共有するというのは、何もでないよりも、皆で共有し、せめて新たな発見につなげて、その結果として新たな仮説の発見とそれに基づく治療薬の開発につなげたいという必死な思いを感じました。勘ぐりすぎでしょうか。

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Googleの抗体医薬への投資

今や誰もが知っているであろうGoogleですが、抗体医薬の領域にも投資しています。

http://www.biospace.com/news_story.aspx?StoryID=169637&full=1

Adimabは酵母を使った抗体ディスプレイの技術を持っている会社です。GoogleのIT技術がどのように活用されていくかは未知ですが、bioinformaticsの進展はめざましいものがありますし、バイオサイエンスに関する情報は膨大かつ多様になってきているため、IT技術の応用の余地は多々あるだろうなと漠然と感じています。

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