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企業 Archive
GenzymeのピンチはShireのチャンス
- 2009-09-17 (木)
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GenzymeのCerezymeの問題は何度か紹介してきています。このGenzymeのピンチがShireに$50 millionの利益をもたらしたと報告されています。
http://www.fiercebiotech.com/story/genzyme-woes-trigger-50m-dollar-windfall-shire/2009-09-11?utm_medium=rss&utm_source=rss&cmp-id=OTC-RSS-FB0
Cerezymeの供給に問題が生じたことで、Shireの開発中のゴーシェ病治療薬のFDAによる審査が早まったことで巨額の利益がShireにもたらされたことになります。
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GenzymeのClolarにFDAが追加試験を要請
Genzymeが開発しているAML治療薬Clolarに対してFDAが追加試験を要請しています。
http://www.biospace.com/news_story.aspx?StoryID=154758&full=1
Clolarは小児のAMLにも適用されています。小児癌は非常にまれな疾患ですが、治癒する可能性も高いものの、治療薬はほとんどないと思います。その意味でClolarが小児での承認を得ていることは意味があると思います。成人のAMLにも有効なようですが、既存の薬剤との比較対象試験が必要なようです。
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Belimumabの臨床効果に関する論文
Human Genome Scienceの開発している抗体医薬BelimumabのSLEに対する臨床結果をまとめた論文が発表されました。
http://www3.interscience.wiley.com/journal/122578793/abstract
BelimumabはB細胞の分化等に重要な役割を果たしているBLysに対する抗体です。BLysはHGSが1999年に発見したようで、10年の執念によって薬として実らせたということになります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Belimumab
SLEには有効な治療薬が乏しいと聞きます。UMNの高い領域に投入された治療薬としてBelimumabは市場からも大いに評価されています。
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注目すべきバイオベンチャー
- 2009-09-04 (金)
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Fierce biotechに注目すべき5つのバイオベンチャーが紹介されています。
http://www.fiercebiotech.com/story/radar-five-biotech-companies-watch/2009-08-28?utm_medium=rss&utm_source=rss&cmp-id=OTC-RSS-FB0
その中で言及されているRigelという会社はSyk inhibitorの開発をしており、SLEやITPなどの希少疾患で有望な結果を収めているようです。こうした会社が有望株として紹介されていることは医薬品のトレンドがプライマリーケアから特効薬へと移ってきていることをはっきりと示しています。
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製薬企業のR&Dへの投資の変化
- 2009-09-02 (水)
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WSJのhealth blogでどの製薬企業がR&Dにより投資しているか?というエントリーを載せていました。
http://blogs.wsj.com/health/2009/08/28/which-drug-makers-boosted-rd-spending-the-most/
最もR&Dへの投資を増加させたのはMerckだそうですが、それよりも興味深いのは以下の点です。
But much of that spending wasn’t the traditional pharma R&D work of paying its own scientists to discover and develop new drugs; instead, it was licensing payments to small biotech shops and the like for rights to promising experimental compounds.
社内での研究開発にあてているというよりも、外部の新薬候補の化合物の権利取得にかかるライセンスフィーなどにあてられています。ニュースなどを介して感じていることですが、資金に余裕がある会社は内部の知の限界を感じ、外部の知を獲得しにいっているのだと感じました。これとて容易なことではありませんが。
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イノベーションの対価
- 2009-09-01 (火)
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WSJのHealth blogにアメリカと欧州の製薬企業のどちらがよりinnovativeか?結論としては、欧州のほうが投資に比例して、innovationを起こしているとのことです。原典を読めていないので、どのようにしてinnovationの度合いを定量しているかは不明です。
http://blogs.wsj.com/health/2009/08/25/european-drug-makers-more-innovative-than-us-companies/
日本も投資額からすれば優れたdrug discoveryをしているとのことでした。Innovationを起こすには時間がかかるように思います。今だけ見て安心していては、5年後に待つ未来は大きく変わってしまっている気がします。
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HGSの株価が急上昇
- 2009-08-28 (金)
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Biotodayによると、GSKによる買収の噂を受けてHuman Genome Scienceの株価が急上昇しているようです。
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=35356
HGSの開発しているBelimumabはSLEの有望な治療薬です。SLEは希少疾患で、日本でも特定疾患に指定されています。
http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/063.htm
このBelimumabが使われるようになれば、数少ない治療選択肢の一つになりますので、相応の売上が期待されます。それがGSKが動き出した背景にあるのだと思います。
しかし、不思議なのはなぜbelimumabがSLEに効果があるかです。同じようにB cellをターゲットにするrituximabでは効果がありませんでした。BelimumabはB細胞の分化、生存を促すBLysをターゲットにした抗体です。こういう結果が得られると、結局まだわかっていないことがたくさんあるのだなと実感させられます。
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Cerezyme不足への対応
- 2009-08-25 (火)
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Biotodayによると、Cerezymeの供給が不足しているため、Protalix社が開発中の植物細胞発現グルコセレブロシダーゼの利用を認めたようです。
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=35218&ref=rss
より詳細には治験の拡大を認めることにより、Cerezymeが供給できていない患者に対して治療の選択肢を与えているということなのだと思います。
http://www.boston.com/business/healthcare/articles/2009/08/18/2d_cerezyme_rival_available_in_trials/
こうした記事を見ると、医薬品の安定供給がいかに大切か、また代替品が存在しないことのリスクがはっきりとわかります。
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Novartisの多発性硬化症への取り組み
- 2009-08-24 (月)
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NovartisがBayerが長年販売してきた多発性硬化症の治療薬Betaseronのコピー医薬品の販売を開始するようです。
http://blogs.wsj.com/health/2009/08/17/novartiss-big-plans-for-multiple-sclerosis/
なぜ今さら使い古された薬を販売し始めるのか?この記事にはその背景が書かれています。
NovartisはFTY720という多発性硬化症の治療薬の開発を行っています。この薬剤は従来多発性硬化症の治療に用いられてきたインターフェロンβよりも有効な治療成績を収めており、期待されています。
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=33366
そのため、NovartisはこのFTY720の販売開始前に、多発性硬化症の治療薬の販売網を築くことで、どうやらFTY720のもつポテンシャルを最大限に発揮するつもりのようです。
画期的な治療薬である可能性が高いにも関わらず、こうした販売の努力をするということには正直驚きました。最初から売り上げをスムーズに加速させるには、医師や病院とのパイプを築くことが不可欠だということを改めて実感しました。
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