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多発性硬化症

新たな多発性硬化症治療薬

以前にも何度か紹介してきた多発性硬化症の治療薬ですが、Novartis、Merck KGaAの開発中の薬が第三相試験で効果を示したようです。

http://www.biotoday.com/view.cfm?n=37636

その結果がNew England Journal of Medicineに載っています。

http://content.nejm.org/cgi/content/full/NEJMoa0909494

NovartisはFDAに承認申請していたようです。

http://www.biotoday.com/view.cfm?n=37647

早く承認されて、患者さんのQOLの向上を期待します。

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Tevaの多発性硬化症治療薬コパキソンの早期治療で発症が遅延する

Tevaの多発性硬化症治療薬コパキソンを早期から使用することで、多発性硬化症の発症が遅延しうるという報告がされたようです。

http://www.biotoday.com/view.cfm?n=36027&ref=rss

多発性硬化症は希少疾患であり、原因不明の難病です。しかし、活発に研究開発が進められており、注目が高まっています。一部の希少疾患はこのように熱心に治療薬の開発がされていますが、これはなぜなんでしょうか?やはり希少疾患とは言え、患者数が多く、その他の治療法がない、あるいは治療薬の開発が可能なほどにサイエンスが進んできたというのが大きな理由なのでしょうか。

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Acorda社の多発性硬化症治療薬に黄色信号

Acorda社の開発している多発性硬化症治療薬の効果についてFDAから疑義が呈されているようです。

http://www.fiercebiotech.com/story/fda-staffers-question-acordas-ms-drug/2009-10-09?utm_medium=rss&utm_source=rss&cmp-id=OTC-RSS-FB0

Novartis、Merck KGaのMS治療薬が上市間近ですが、こちらは悩ましい状況のようです。競合も厳しくなっていますので、疑義が持たれるような効果ではいずれにしても市場でのシェアを獲得していくのは難しいかもしれません。

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Novartisの多発性硬化症薬の開発状況

昨日はMerck KGaA社の開発状況をお伝えしましたが、Novartis社の多発性硬化症薬もいよいよ完了間近なようです。その効果はというと、

Novartis said today that over the course of two years, patients who took fingolimod were 54% less likely than those who took placebo to have an M.S. flare-up of the disease.

http://blogs.wsj.com/health/2009/09/30/race-for-multiple-sclerosis-pill-continues-with-novartis-results/

2年間で、プラセボ群と比べて、突然の再発が54%抑えられたそうです。

年内にもEMEA、FDAに承認申請予定です。Merck KGaA社に一歩おくれているものの、それにしても激しい競争が繰り広げられています。

ただここでも承認申請先に日本が言及されていないのが気になりました。書いていないだけなのか、まだ考えられていないだけなのか。おそらくは後者だと悲観的に考えています。

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Merck KGaAの多発性硬化症薬のFDA承認申請がなされた

多発性硬化症(MS)の新薬について、開発競争が激化していますが、一番乗りはMerck KGaAのようです。

http://www.biotoday.com/view.cfm?n=35896&ref=rss

FDAへの承認申請を済ませています。少なくともアメリカでは、もうすぐ新薬として使えるようになる日が来ますね。日本での開発状況はどうなのか?気になりました。

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多発性硬化症の増悪遺伝子の同定

Mayo clinicの研究者がマウスを使った実験で、多発性硬化症の増悪に関わる遺伝子を二つ同定した発表しました。

http://www.mayoclinic.org/news2009-rst/5409.html

この研究のユニークな点は以下のコメントに象徴されます。

“Most MS genetic studies have looked at disease susceptibility — or why some people get MS and others do not,”

従来は発症の原因を探していたが、今回は増悪因子を探したのが大きな違いということでした。

確かに同じ治療法を使っても効果がある人とない人がいます。それはなぜなのか?を追求することは根本的な追求をすることと同様に重要です。癌の分野では、特定の遺伝子多型が原因で、治療薬の効果がないことが明らかになっており、治療のガイドラインに明記されたりしています。

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多発性硬化症に対する治療アプローチ

昨日は多発性硬化症に対する新たな開発薬を紹介しました。それに関連して、昨年のNatureに多発性硬化症の治療方法についてよくまとまったレビューがあったので紹介します。

http://www.nature.com/nrd/journal/v7/n11/abs/nrd2358.html?lang=en

大まかに以下のような戦略に分かれています。
  • Targeting leukocyte trafficking
  • Targeting T cells
  • Targeting B cells
  • Mixed targets
が紹介されており、FTY-720はleukocyte traffickingで、BG-12は最後のmixed targetです。無料でfull textが見られるので興味のある方は原文をご覧ください。多発性硬化症に対する治療戦略の複雑さを垣間見ることができると思います。

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Novartisの多発性硬化症への取り組み

NovartisがBayerが長年販売してきた多発性硬化症の治療薬Betaseronのコピー医薬品の販売を開始するようです。

http://blogs.wsj.com/health/2009/08/17/novartiss-big-plans-for-multiple-sclerosis/

なぜ今さら使い古された薬を販売し始めるのか?この記事にはその背景が書かれています。

NovartisはFTY720という多発性硬化症の治療薬の開発を行っています。この薬剤は従来多発性硬化症の治療に用いられてきたインターフェロンβよりも有効な治療成績を収めており、期待されています。

http://www.biotoday.com/view.cfm?n=33366

そのため、NovartisはこのFTY720の販売開始前に、多発性硬化症の治療薬の販売網を築くことで、どうやらFTY720のもつポテンシャルを最大限に発揮するつもりのようです。

画期的な治療薬である可能性が高いにも関わらず、こうした販売の努力をするということには正直驚きました。最初から売り上げをスムーズに加速させるには、医師や病院とのパイプを築くことが不可欠だということを改めて実感しました。

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